一人ひとりの心と人生に笑顔の花を咲かせる花咲か先生こと
心理カウンセラー＆セミナー講師のスマイリー米澤です。


いけないと思いつつ、やめられない事

みなさん一つくらいありませんか？


例えば、

ケーキを食べたら太ると分かっていても、やめられない。
お酒は適量にしておこうと思っても、つい飲み過ぎる。

これって、衝動だから理性で抑えるのは難しいですよね。


衝動に打ち勝つ方法として一般的なのは

やめたい気持ちを強化するものです。


例えば、よくあるテレビの健康番組。

やめられなかった時にどんな事になってしまうのかを

悲惨な映像で紹介して恐怖をあおりますが

結局最後に・・



死んでもいいから俺はやめない！


と言っている出演者を見ていると

どうもあまり効果的ではなさそうです。



これ以外の方法としては、

やめた方が「より良い事がある」と思わせる方法があります。


人にはよりよいものを求める本能があるので、

やめる事に十分な魅力が感じられれば、衝動に勝ことができます。


たとえば女性の場合、

痩せたら素敵なドレスが着られて、

みんなから奇麗だねと言ってもらえる！

って想像したとします。


これは十分魅力的なことですが、

この満足が得られるのは当分先の話ですし、

そうなる保証もありません。

すると、心が揺らいだ瞬間に衝動に負けてしまう可能性があります。



もっと楽にできる方法はないの？



そんな希望にお応えできるのが、今日ご紹介する方法です。


それは、衝動を弱めることで勝つ方法です！


当たり前な話ですが、

衝動が弱まれば抑えるのに苦労は要りませんよね。


ではそもそも衝動って何なんでしょうか？


衝動には正常なものと異常なものの２種類があります。


たとえば、お腹がメチャクチャ空いている時に

食事を摂りたくなるのは正常な衝動。

しかし、お腹がいっぱいになっているのにもっと食べたい！とか

大して運動もしてないのに高カロリーのケーキが食べたい！とか

タバコを吸わないと何も手につかない！

というのはすべて異常な衝動です。


異常な衝動の特長は、

現在必要とする以上のものを求めてしまうところですが、

現在でないとすれば、それは過去という事になります。


つまり、異常な衝動とは過去から持ち越している欲求です。


過去の満足できなかった経験が記憶として残り、

似たような場面で当時の欲求が噴き出しているのです。


という訳で、衝動を弱めるためには

過去の自分を満足させてあげれば良さそうです。


では、どうやって満足させるのか？


今現在の本能に基づく正常な欲求の場合は

その求めるものを達成した時点で満たされ、消えてゆきますが、

異常な欲求は記憶という情報なので、

必ずしも本来の目的を果たさなくても消すことができます。


たとえば、過去の場面が明確でありその時の思いを

言葉に変換できるなら、

その言葉を誰かが理解し受け取ってくれるだけで満たされます。


同様に、衝動は過去の自分の思いが身体の反応として表現されたものなので

これを身体の感覚として認識して受け取ることができれば

過去の自分は満足し、衝動は消えてゆきます。


ここで重要なのは、衝動で表現されているのは「思い」

のうちの「～したい！」という欲求の部分だけだという事です。

なぜそうしたいのかの「理由」の部分は別の反応で表現されていますが

見落としがちなので、衝動以外の身体の感覚も注意深く見つけて

感じ取ることが重要です。


衝動が沸いている時の身体の感覚をすべて把握したうえで、

「そうか、そーー思ってたんだ！」と

3回唱えて受容してみてください。

異常な衝動はスーと消えてゆきます。



ちなみに、私は3か月くらい前から3kg太ってしまいました。

どういう訳か異常な食欲が抑えられなくなっていたんです。

このままだとやばいと思ってはいてもどうにもならず

困っていたところ、

スマイル瞑想を使うことを思いつきました。

スマイル瞑想は元々、やるべきことがやれない人のために

開発したものですが、

潜在意識からの悪影響を取り除ける特長があるので

試してみたんです。

すると１分程で異常な食欲が治まり、

適度な満腹感が感じられました。

その後、食事量を適切に調整できるようになり

徐々に体重も減って来ています。



やり方をしっかり身に着けたい方のために

スマイル瞑想の指導を承っております。

お困りの場合はぜひ一度、お試しください。

お待ちしております。^^